・【京都】「鍵善良房」 おひもさん2006年09月24日 12時07分32秒

入り口と「おひもさん」
まだ、京都カレー紀行おわんないのかよ!と思われた方、ちょいとそれは早計です。今回は、土産を買うために、京和菓子の老舗さんにおじゃまいたしましたので、それをレポートです。

祇園の八坂神社を目指して歩く参道(?)の左手にあります。京阪線四条駅を降りて八坂神社方面に左手(南座がある方とは反対側)側を歩いていけば、写真の構えのお店にであうと思います。


●「鍵善良房」       ★★★★☆☆
http://www.kagizen.co.jp/
住所: 京都市東山区祇園町北側264番地
営業時間: 0900~1800 (土・日・祝 ~1900)
      ※ただし、喫茶室は、0930~
定休日: 月曜(祝祭日の場合は、翌日休)
TEL: 075-561-1818
■今回いただいたもの: おひもさん

※来訪日: 2006/09/22

江戸中期享保年間(1700年代前半)創業というのだから、歴史あるお店です。入り口をくぐるとちょっと薄暗い感じで、シンプルに、自信の作品が小さなショーウインドウにならんでいるだけのものです。

奥には喫茶室もあるようですが、今回は、時間もなかったので、断念でした。次回は、ゆっくりおうかがいして、名物の「くずきり」をちょうだいしたいと思います。

今回の目的は、友人に頼まれた「おひもさん」を買って帰ることだったので、ウインドウをのぞきこむまもなく注文して、梱包していただくの待っている間に、他のものをじっくり拝見させていただいた。甘露竹なども非常にすずやかでおいしそうでした。でも、夏じゃないとダメでしょうから、そろそろお店から消えるのでしょうね。

そのほか、店内を見渡すと、和三盆の茶菓子を抜くための型とでもいうべき木型が、入り口あたりにたくさん立てかけてありました。こういうところからも歴史を感じることができ、お店におうかがしただけでも、楽しく思えました。また、時間があるときにゆったりと訪れたいと思います。

で、肝心の「おひもさん」。写真をごらんいただいてもわかるように、外見は、大学芋ではないですけど、サツマイモをスライスした感じのものに見えますが、それはあくまでも意匠のこと。袋をあけるなり、芳しいシナモンの香りがただよい、饅頭の皮がサツマイモの凝った意匠をしていることがわかります。そして、口に含むとパサパサせず、少ししっとりした感じを残した状態でいただくことができます。その上、甘すぎず、非常にいただきやすくなっております。お茶と一緒に食せば最高でしょう。ぜひ、一度お試しください。4.99点。

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