・「Bikini Kill」 "The Singles"2006年07月25日 09時09分54秒

さて、今週も、"Riot Grrl"の系譜より、その代表的なバンドとして取り扱われることの多いグループを紹介しましょう。って、まさに、わたし自身が現在進行形でこの系統のバンドと音楽のことを勉強中なのですが(笑)

そういった契機を与えてくれた、あの映画「Metal - a headbanger's Journey -」は偉大な映画だと思います。

●「Bikini kill」 "The Singles" (1998) ★★★
http://www.killrockstars.com/bands/factsheets/bikinikill/

01.New Radio
02.Rebel Girl
03.DemiRep
04.In Accordance to Natural Law
05.Strawberry Julius
06.Anti-Pleasure Dissertation
07.Rah! Rah! Replica
08.I Like Fucking
09.I Hate Danger

そう、今回は、"Riot Grrl"たちの代表者の1つ、Bikini Kill をとりあげます。彼女たち以外となると、あのNIRVANAKurt Cobain の妻、Courtney Loveのバンド、"hole"があげられるが、彼女たちをとりあげるのは、またの機会にする。

さて、女性3人組の彼女たちの音楽は、一言でいうなれば、非常にエネルギッシュで、ワイルド。(二言で言ってる。。。)絶叫、怒り、パワーなど、パンクとグランジの中間のような、歌詞はさらにメッセージ色が強いのであろう(英語を理解しているわけではないが)。

東京事変椎名林檎などは、このBikini Kill や Courtney Love の影響を強く受けているのは、間違いないだろう。(「ギブス」というシングルの中では、「だってカートみたいだから、あたしがコートニーじゃない」と歌っていますしね。だからといって、椎名林檎の魅力が削げるわけでもなんでもないでしょう)"Riot Grrl"のムーブメントは、90年代前半に始まっていて、彼女の登場は97,8年あたり。彼女の音楽が好きな方は、一度、hole や Bikini Kill を聴いてみられてはいかがだろうか?

曲はベスト盤で、どれもシングルとして聴きやすく…とは、とてもいえない(苦笑)。逆に、「この曲たちをシングルにしてたの!?すげぇ!」という感じのする曲が多いです。なので、メロディ云々を期待することは難しく、どちらかというと、ほとばしるエネルギーとパッションを感じ取り、できうることなら、歌詞を読み取ってそのメッセージを受け止めて考える、という方向で捉えるのがいいのではないだろうか?


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