・「ワールド・トレードセンター」2006年11月06日 09時00分00秒

今日は、先週みてきた、映画を紹介します。

●「ワールド・トレードセンター」    ★★★☆
http://www.wtc-movie.jp/top.html

会社の帰りにふと時間ができたので、友人と前に話してて「ブラック・ダリア」か、「ワールド・トレードセンター」かどちらかを見たいな、と思っていたので、後者をチョイス。前者は1人でみたら、ちょいと滅入りそうだったから。案外、弱いんすよ、僕は。(苦笑)

で、実際に見ての感想。

アメリカがアメリカ的に、国意発揚的につくっている映画とはいえ、大げさでなく、あの9.11は、戦争だったのだなということを改めて確認させてくれた。そして、実際に、飛行機に乗っていた方以外で亡くなった方の多くが、警官や消防士のような「救助」を目指して突入していった方であったということが非常に辛くも、人間の善の部分を確認できる気がして救われる感がした。というか、それがないと、あまりにも苦しい。

クライシスムービーでもないので、家族との語らいや触れ合いを思い出として語る人々や、帰ってこない人を待つ苦しさみたいな情景が語られるだけだからである。

とはいえ、家族のありがたさと、人間の優しさみたいなものにふれることができるので、ほっとできるのは事実。そういえば、あの時、新庄選手はMETSにいて、NYPDの帽子をかぶって、シェイスタジアムで野球をしていたような記憶があります。バレンタイン監督もボランティア活動にいそしんでいたような。。。

アメリカはそういうところのフットワークが軽いのは日本よりもかなり凄いところです。偽善でもいい、救われる人がいるならば、ですね。