・「Lita Ford」 "Platinum & Gold Collection"2006年08月10日 09時08分46秒

今週は、このブログの音楽情報のポリシーに反して、あまりにもうれしかったため、IRONMAIDEについて書いてしまったので、口直しというわけではないが、女性ヴォーカルを別途紹介します。

以前、The Runaways、Joan Jett、Bangles などの時にも話はでていたのですが、ex - The Runaways のギタリスト、Lita Ford のベスト盤のご案内です。

●「Lita Ford」 "Platinum & Gold Collection" ★★★☆ (2004)
http://www.litaford.net/index2.html

01.Kiss Me Deadly
02.Hungry
03.Close My Eyes Forever
04.Shot Of Poison
05.Back To The Cave
06.Only Woman Bleed
07.Falling In And Out Of Love
08.The Ripper
09.Can't Catch Me
10.Bad Love
11.Hellraiser
12.Little Black Spider

正直、The Runawaysの時のギターは、一生懸命弾いているものの、ヘタウマのヘタの部分が目立つギターなんですが(でも、ライブではパワフルだし、そういう意味では結構不思議な人)、このベスト盤を聴くと、ギターが上手くなっているのはもちろんなんですが、シンガーとしても、パワフルヴォイスで結構、聴かせてくれます。

最初に、彼女の曲を聴いたきっかけは、彼女にはなく、このベスト盤でも収録されていますが、03で、Ozzy と共演しているというのを雑誌か何かで読んで、興味本位で聴いたのが最初です。で、個人的には女性ヴォーカル(特にロック)の中でも珠玉の名曲の1つだと思える、01と出会うことになります。
非常にポップで、日本人にも口ずさみやすいような歌詞内容とリフレイン、それでいて、ギターの中に、キーボードがうまくフューチャされていて、何度聴いても楽しいですし、聴きながら歌ってしまいます。そして、最後のソロで抜けていくギターのところなどは、哭きのギターとまでは言いませんが、かなり勢いとスピード感があるものの、扇情的でもあり、心地よいものです。

ただ、彼女のピーク期は、そういう意味では、最初のソロアルバムの、"Lita"のころにあったのかもしれません。このベスト盤も堪能はできますが、案外、"Lita"を聴くことでその楽しさを十分誓いしてもらえるかもしれないからです。

現在は、だんなさんと南の島で暮らしてらっしゃると今月のBURRN!誌にでておりました。ワンナイトでもいいので、The Runawaysを復活させてくれないものでしょうか?(笑)