・「Modern Art」 ― 2006年07月12日 21時17分10秒

今日は、少しネタ詰まり。
いままで、あまり紹介してこなかった趣味の1つである、ボードゲームに関してのレビューをしようと思います。
ボードゲームと出会ったのは、高校2年の時。(もちろん、「人生ゲーム」や「億万長者ゲーム」などのものは、子供のころからやってましたよ)当時、僕は、TRPG”Dungeon & Dragons”に異常なほど、はまっていて毎週毎週キャンペーンシナリオを楽しんでいました。(Basicレベルから始めて、Masterレベルまで遊んだのですから、かなり遊んでいました。ただし、高校時代は、Expertレベルまでで、大学にはいってから、更にやりこみましたね)
そんな合間に、出会ったのが「モノポリー」でした。ルーツっていうほどはやり込まなかったものの、琴線にはふれました。でも、ここで更にやりこんだかというとそうでもなく、大学に入るまでは、それ以外のものにはあまり触れませんでした。で、大学で面子を得たこともあり、各種ゲームをやることになりました。そんな中で、もっともプレイしていたものが、
「Aqcuire」
です。ホテルチェーンを合併、転売、今で言うところのM&Aを繰り返して資金を稼いでいくというゲームで、非常に戦略性、駆け引き、運の要素がほどよくいりまじっていて、今でも、傑作ゲームだと思っています。あとは、デザイナー別でいくと、
Reiner Knizia
のゲームが好きで、彼独特のバランス調整的なところがすばらしいです。シンプルなものから、組み合わせ系まで、一度プレイすると、彼独特の空気といいますか、流儀を感じることができますが、非常に多種多様なゲームを開発しています。代表作も多いのですが、そんな中、今回は、彼のゲームで私が一番好きなゲーム、
●「Modern Art」 (1993)
デザイナー: R.Knizia
プレイ時間: 45~60分くらい
プレイ人数: 3~5人
対象年齢: 10歳以上
市場価格: 3500~4000円くらい
を紹介します。既に、10年以上前のゲームですが、色褪せていません。惜しむらくは、わたし自身がこのゲームと出会ったころは、ちょうど絶版になっていて入手困難になっていたころでした。しかし、ここ何年かで再販され、手軽に入手できるようになりました。コンポーネントのデザインは少し変更されています。
ゲームは、単純明快で、Art = 絵 を競り合うゲームです。ただし、単に1枚1枚では価値をはかることはできず、そのフェイズで取引された枚数によってその画家の価値が決まります。
ただし、「競り」も単純な競上げだけでなく、いくつかの「競り」の種類を指定されての競売になります。「入札」「指し値」「一声のみ」など、絵によって競りの方法が指定されており、どのタイミングでどの方法の絵を競りにかけるか?が戦略になってきます。他のプレイヤーの懐具合を探って、自分が出品する絵を考えます。
オークショニアンを交代交代でつとめます。
手札となる絵は、あらかじめ山札として配られます。ですが、これはあくまでも仮に預けられただけで、あなたの所有カードというわけではないのです。自分のものとするには、あくまでも競りで勝たねばなりません。いずれかの画家の絵が5枚競りに出品された段階で、1つのフェイズが終了します。そのときに、
画家別売れ行きランキング
を作成し、3位までの画家の絵には市場価値がつきます。そう、つまり、絵を買っただけではダメで、その絵に「価値」を持たせるには、ある程度、絵が売れないといけないのです。そして、3位までの絵は、銀行によって買い取られ、現金化されます。これが、また次のフェイズ以降の資金になります。4位以下は、そのフェイズではゴミ扱いになります。ですので、自分がどの絵をどのタイミングで出展するのか?は非常に重要な戦略なのです。
第4フェイズまでゲームは繰り返されて、最終的な所持金額の多いプレイヤーの勝利になります。3位までにはいらないと、そのフェイズの換金権利がない、というところや、4フェイズの間、その市場価値は累積していく(つまり、第1フェイズ2位、第2フェイズ1位、第3フェイズ3位だと、第3フェイズの時の転売価格は、第1の2位、第2の1位、第3の3位の価値累計で判断されますので、後にいけばいくほど、大きな金が動く)など、非常に、
Kniziaらしいバランスと調和のジレンマ的な作風
がうかがえます。(「Ra」「Samurai」などのゲームからもそれを強く感じます)
初心者にも楽しめ、一回のプレイも1時間以内で可能ですので、ぜひ、おススメいたします。
いままで、あまり紹介してこなかった趣味の1つである、ボードゲームに関してのレビューをしようと思います。
ボードゲームと出会ったのは、高校2年の時。(もちろん、「人生ゲーム」や「億万長者ゲーム」などのものは、子供のころからやってましたよ)当時、僕は、TRPG”Dungeon & Dragons”に異常なほど、はまっていて毎週毎週キャンペーンシナリオを楽しんでいました。(Basicレベルから始めて、Masterレベルまで遊んだのですから、かなり遊んでいました。ただし、高校時代は、Expertレベルまでで、大学にはいってから、更にやりこみましたね)
そんな合間に、出会ったのが「モノポリー」でした。ルーツっていうほどはやり込まなかったものの、琴線にはふれました。でも、ここで更にやりこんだかというとそうでもなく、大学に入るまでは、それ以外のものにはあまり触れませんでした。で、大学で面子を得たこともあり、各種ゲームをやることになりました。そんな中で、もっともプレイしていたものが、
「Aqcuire」
です。ホテルチェーンを合併、転売、今で言うところのM&Aを繰り返して資金を稼いでいくというゲームで、非常に戦略性、駆け引き、運の要素がほどよくいりまじっていて、今でも、傑作ゲームだと思っています。あとは、デザイナー別でいくと、
Reiner Knizia
のゲームが好きで、彼独特のバランス調整的なところがすばらしいです。シンプルなものから、組み合わせ系まで、一度プレイすると、彼独特の空気といいますか、流儀を感じることができますが、非常に多種多様なゲームを開発しています。代表作も多いのですが、そんな中、今回は、彼のゲームで私が一番好きなゲーム、
●「Modern Art」 (1993)
デザイナー: R.Knizia
プレイ時間: 45~60分くらい
プレイ人数: 3~5人
対象年齢: 10歳以上
市場価格: 3500~4000円くらい
を紹介します。既に、10年以上前のゲームですが、色褪せていません。惜しむらくは、わたし自身がこのゲームと出会ったころは、ちょうど絶版になっていて入手困難になっていたころでした。しかし、ここ何年かで再販され、手軽に入手できるようになりました。コンポーネントのデザインは少し変更されています。
ゲームは、単純明快で、Art = 絵 を競り合うゲームです。ただし、単に1枚1枚では価値をはかることはできず、そのフェイズで取引された枚数によってその画家の価値が決まります。
ただし、「競り」も単純な競上げだけでなく、いくつかの「競り」の種類を指定されての競売になります。「入札」「指し値」「一声のみ」など、絵によって競りの方法が指定されており、どのタイミングでどの方法の絵を競りにかけるか?が戦略になってきます。他のプレイヤーの懐具合を探って、自分が出品する絵を考えます。
オークショニアンを交代交代でつとめます。
手札となる絵は、あらかじめ山札として配られます。ですが、これはあくまでも仮に預けられただけで、あなたの所有カードというわけではないのです。自分のものとするには、あくまでも競りで勝たねばなりません。いずれかの画家の絵が5枚競りに出品された段階で、1つのフェイズが終了します。そのときに、
画家別売れ行きランキング
を作成し、3位までの画家の絵には市場価値がつきます。そう、つまり、絵を買っただけではダメで、その絵に「価値」を持たせるには、ある程度、絵が売れないといけないのです。そして、3位までの絵は、銀行によって買い取られ、現金化されます。これが、また次のフェイズ以降の資金になります。4位以下は、そのフェイズではゴミ扱いになります。ですので、自分がどの絵をどのタイミングで出展するのか?は非常に重要な戦略なのです。
第4フェイズまでゲームは繰り返されて、最終的な所持金額の多いプレイヤーの勝利になります。3位までにはいらないと、そのフェイズの換金権利がない、というところや、4フェイズの間、その市場価値は累積していく(つまり、第1フェイズ2位、第2フェイズ1位、第3フェイズ3位だと、第3フェイズの時の転売価格は、第1の2位、第2の1位、第3の3位の価値累計で判断されますので、後にいけばいくほど、大きな金が動く)など、非常に、
Kniziaらしいバランスと調和のジレンマ的な作風
がうかがえます。(「Ra」「Samurai」などのゲームからもそれを強く感じます)
初心者にも楽しめ、一回のプレイも1時間以内で可能ですので、ぜひ、おススメいたします。