・ナルニア2006年05月04日 12時53分19秒

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このことに気がついたので、GWは、少なくとも2本は映画を見ようと決意。

で、いろいろ上映中のものを調べるが、なかなか面白そうなものがない。

とりあえず、終わってしまう前に見に行こうと、

●「ナルニア国物語 ~第一章:ライオンと魔女~」

原作を読んでいないので、先入観ゼロで臨んだ。
兄弟が4人いることが、まずはすばらしいですね。
クリケットできるんだもんなぁ。それで、球がとんで窓ガラス割れるって、サザエさんやドラえもんでよく出てくる描写が、この映画でも再現されていて、それがある意味、面白かった。

兄弟間の葛藤と意地が表現され、且つ、見たもの感じたものを素直に受け止める末っ子が、子供の純粋さを表現していたと思う。

ロード・オブ・ザ・リングのように、壮大で映画になると、途切れ途切れすぎて、ストーリーを追うことが困難なものよりは、これくらいの規模のほうがわかりやすくて、少なくとも子供さんに見せるにはよいかもしれない。
ただ、もう少し「預言」のくだりについては、冒頭でもいいし、途中ででもいいのだけど、踏み込んだ解説というか、重み付けがあってもよかったかもしれない。プロットになってるわけだし。

タンスの奥に、ファンタジー世界、っていうのも何か、押入れの奥の神秘世界みたいで、日本人にもなんとなくなシンパシーを感じることができるつくりになっていると思います。でも、これは、世界共通の、こういうプロットというのが普遍的にあるのだろうな、と感じたことがある意味、今回、この映画をみての一番印象的なことだった。

まあ、普通にたのしみ、普通に泣くことすらできる映画。
家族でも、カップルでもなんでもござれな万能映画だと思います。